横浜B.B.Streetの前にあの大物アーチストが現れた!?
Who's こぐちゃん?
横浜B.B.Streetの前にあの大物アーチストが現れた!?
先日の神奈川第一開催中のことである。
B.B.Streetのサイケな入り口の前に一人の男が立っていた。
スラッとした均整のとれた体つきだったが、毛糸のキャプを目深にかぶりマスクをつけていた。
パッと見、誰だか分からない。
誰だか分からないが、アコギのハードケースを持っている。
とすれば、R40の参加者の誰かか、となりの月桃荘スタジオに練習に来たか。
あるいは真向かいのヤンキースの出演者か、と誰もが思うようなシチュエーションだ。
ゆえにその男がしばし逡巡したようにそこ立っていても誰もが気にも留めず、不審がることもなかったようだ。
私がお金をおろしに行こうとサイケドアを開けた時、すでに彼はそこに立っていた。
ただそのときは背中を向けていたし、こっちも急いでいた。
10分後に戻った時、その男はまだそこに立っていた。
そして、この時はこちらに顔を向けていた。
と、その時、
「あれ?…もしや?」
顔のほとんどは隠れていた。
しかし不思議なものでそんな様相でも、案外「誰それ」とすぐ分かってしまったりする。
それは、普段よく会う人やいつも見ている人に限るのだろうけれども。
もしや?のその人物とは?
その人物…あのイケメンアーチスト、長崎出身のF山M治ではないか??
え〜??
実は、F山くんとは彼がまだ新人だった頃、レコーディングスタジオや放送局で何度か言葉を交わしたことがあった。
もちろん向こうにしてみれば、こちらのことなど覚えてはいないだろう。
ただ彼がデビュー当時、ちょうど私が担当していたアーチストも同時期にデビューしていた。
そんなこともあり、そのときは時々職場で顔を合わせる仕事仲間のような関係でもあったのだ。
あの頃はまだ田舎の青年っぽくて、礼儀正しくてとてもいい印象だったのを思い出す。
さて思わず、まじまじとF山くんらしき彼を見てしまった私だったが、その視線に感ずいた彼はさりげなく背を向けてしまった。
いや〜間違いないよ。
え?でも、なんでここにいるの?
となり(月桃荘)でリハ?
まっさか、F山くんクラスがこんな横浜の練習スタジオに入るわけはないよね。
よし、声かけてみるか。
私「こんにちは」
F山?「…ドモ」
私「(サイケなドアを指差して)ここ?」
F山?「え、まぁ…」
私「初参加ですか?」
F山?「いえ…っていうか…」
私「失礼ですけど、もしかしてフク…」
F山?「あ!それ以上訊かないでください!」
私「あ、そぅ。…ってことはやっぱりFu・ku・ya…」
F山「あ〜(とエレベータに向かって駆け出す)」
変なやつだな〜。
実は、F山M治の所属事務所=A社に旧知の人がいる。
「今日横浜でさ、F山くんソックリ…っていうかF山くんに間違いない人に会ったんだよね、でもまさかね…」とLINEを飛ばしてみた。
すると彼から即返。
「いや、内緒ですよ。実はそれホンニンなんです。ホンニン」
「え〜やっぱり!」
「あの、お願いですからご内密に…」
「でも何で?」
「いや〜F山の悪いクセなんです。以前覆面で女子大の学園祭に侵入して、ゲリラライブで1曲唄いきったのに味しめちゃって。スケジュールが少しでも空いていると、ひとりで勝手にどっか行っちゃうんですよ〜」
そうか、あんときオレが声かけなければ、B.B.Streetのドアを開けて入っていたかもしれないのか?…となるとジャマしちゃった?オレ?
…と、ここで目が覚めた。
さて、今日から4月だね〜。
2017/04/01(土) 17:58
si.la.ne
こんばんば、というよりおはようございますですね(苦笑)
レアなお話、ありがとうございます。とても興味深く拝見させていただきました。
それにしても、F山の事務所に知人って、こくちゃんさんの人脈の深さというか広さがオソロシイです(苦笑)
もしかして、こぐちゃんさんは、ワタクシ如き者なら、普通ならとてもお話出来ないような方なのかしら?
でも、こぐちゃんさんと話すると、何か気が休まるというか、世代も上なのに、とても気さくにお話していただけるので、今回のご投稿も、とても興味深く拝見させていただきました。
ただ、リクエスト曲枠1曲があったので、それに応募してみようと画策しておりまして、せっかくのこくちゃんさんの投稿よりも上に来てしまいました。
ホント恐縮です。このレスで上位にくれば、それだけ多くの人に読んでいただけるとても興味深い内容なので勿体ないですからね。
また打ち上げ等で、こんなワタクシではありますが、また構ってやってくださいませ。
では、15日にお目にかかれるのを楽しみにしております。
2017/04/02(日) 05:17